オーディオテクニカは9月24日、重低音再生を重視した「SOLID BASS」シリーズに新製品を追加した。イヤホン4機種、ヘッドホン2機種の計6機種をそろえる。10月19日に発売する。
発表されたイヤホンはフラッグシップモデル「ATH-CKS1000」と、CSK1000の限定カラーモデル「ATH-CKS1000LTD」、現行機のデザインを継承した「ATH-CKS99」、CSK99にiPhone、iPod用のコントローラを付属した「ATH-CKS99i」の4機種になる。
いずれの機種にも低域特性を改善する2つのアコースティックレジスター(DUAL AR)と、2つの空気室(チャンバー)を追加した「デュアルチャンバーメカニズムAR」を採用。イヤーピースを2段階調整できる「2ポジションポスト」とあわせて、圧倒的な低域表現を実現するとしている。
フラッグシップ機となるCKS1000には、口径13mmのドライバユニットを採用。高弾性エラストマーコード0.4mに加え、0.8m延長コード、マイク付きリモコン付属の延長コードの2本を同梱する。深紅の限定カラーを採用したCKS1000LTDとともに、価格は各2万5200円になる。
CKS99は、専用設計された口径13mmのドライバを内蔵し、ハウジングの外周には音漏れを軽減させるエラストマーリングを装備。1.2mのエラストマーコードを採用する。価格は1万2600円。CKS99にiPod/iPhone/iPadでの基本操作が手元で行なえる3ボタン式リモコンを備えたCKS99iは価格1万3650円になる。
ヘッドホンは、密閉ダイナミック型の「ATH-WS99」と「ATH-WS77」を発表した。いずれもハウジング内のケースに2重構造の空気室(チャンバー)を配した「ダブルエアチャンバーメカニズム」と、アルミニウムハウジングを組み合わせたケースをドライバユニットに直接マウントした「ダイレクトドライバーマウント」による「ソリッドベースシステム」を搭載する。
WS99は、SOLID BASSシリーズ最大となる口径53mmのドライバを搭載したモデル。0.8mの通常コードと、0.8mのスマートフォン用マイク付き延長コードの2本が付属する。重量は約250g。価格は2万5200円になる。
WS77は、口径40mmのドライバを採用した。イヤーパッドには低音を逃がさない高密閉性タイプのものを使用。どの位置でも自由にアジャストできる無段階調節ヘッドバンドを備える。コードの長さは1.2mで、重量は約175g。価格は1万2600円。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」