コンピュータエンターテインメント協会(CESA)の主催、日経BPによる共催で開催した東京ゲームショウ2012が、9月23日に閉幕した。
総来場者数は22万3753人で、昨年の22万2668人を上回り過去最多。特に一般公開初日の22日は9万4989人の来場者を記録し、一日単独では過去最多だった昨年の8万6251人を大きく上回った。23日は終日雨模様であったことを考えると、天気次第ではさらに大勢の参加者で賑わった可能性もある。細かいところを見ると、小学生以下とその保護者が入場できるファミリーコーナーでの入場者が3万2376人と、昨年の2万3646人を大きく上回り、総入場者数の増加の一因となっている。
GREEやgloopsといったソーシャルゲーム関連の大型出展のほか、セガやKONAMIは多くのスペースをアプリやソーシャルコンテンツ関連に割いていたように、ゲーム各社ともに、表現力を高めたスマートフォン向けゲームを出展。ソーシャルゲームの存在感がより高まったイベントとなっていた。特にゲームで使用可能な特典カードの配布では、多くの人を集めていた。
一方でコンソールゲームにおいても、人気シリーズの続編タイトルやWii Uの一部タイトルが出展したこともあり、注目タイトルにはユーザーが殺到。多くのタイトルで1~2時間待つところも珍しくなく、午前中の段階で整理券の配布が終了したり列の制限を設けるブースも少なくない状態だった。各社ブースでもステージイベントを行うところが多く、開発者や人気声優らが登場し、さらなる新情報を公開するなど大きな賑わいを見せていた。
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