東京ゲームショウ2012

3年先を見据えてグローバル開発力を強化--グリー田中社長 - (page 2)

岩本有平 (編集部)2012年09月20日 19時43分
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 最後に田中氏が挙げたのが世界展開、中でも新興国への展開だ。「これまで海賊版などの問題でパッケージの展開は難しかったが、新興国では、2011年から2015年の間にスマートフォンユーザーは11倍にもなる。2020年にもなれば、(スマートフォンの)半分が新興国で売られるのではないか。コンソール機を買えなかった新興国にもゲームを提供できることは大きな変化」(田中氏)

 現状、海外に比べて日本での売上が多いが、こういった状況になれば少なくともユーザー比率では海外が多くなる。こういうことが予測できるからこそ、グリーがすでに世界169カ国で展開している世界共通のプラットフォーム「GREE Plattform」の強みが生きるという。同社ではすでに米サンフランシスコに加えて、南米や中東でもゲームを開発している。「短期的には日本で作るほうが競争力があるが、時代が進めばローカルなものが受ける。この3年を考えると、ゲームを各地で作ることが重要になる」(田中氏)

 最後に田中氏はあらためて海外展開について期待を語った。

  「グローバル化は大きなチャンス。ビジネスとしてのチャンスでもあるが、何よりもより多くの人に使ってもらうチャンス。誰もが持っているスマートフォンで、アイテムを買ってゲームを楽しむこと(基本無料のアイテム課金)で、今までゲームを敬遠していた人にもプレイしてもらえるようになった。これが世界規模で展開できる。私自身も興奮することだが、みなさんと共有し、産業を盛り上げたい」(田中氏)

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