Microsoftは米国時間9月19日、Internet Explorer(IE)の重大なセキュリティホールからWindowsユーザーを保護するための「Fix it」ソフトウェアを公開した。このセキュリティホールは攻撃に悪用されており、同社が21日にIE向けの累積アップデートをリリースする予定。
MicrosoftでTrustworthy Computer担当ディレクターを務めるYunsun Wee氏はブログでFix itツールについて「コンピュータをすぐに保護してくれる、簡単なワンクリックのソリューションだ。ウェブブラウジングの機能が損なわれることはなく、またコンピュータの再起動も必要ない」と述べている。また「これはFix itの対象となった問題に対応するだけでなく、ほかの問題もカバーする」と言い、これにはリモートコード実行にまつわるほかの重大な問題が含まれている。
IEの問題は深刻で、ドイツ政府やセキュリティ専門家はパッチが出るまではIEの使用を控えるように警告を発していた。
より大型のIEのアップデートは米国太平洋時間21日午前10時近くに公開される。同アップデートの深刻度は「緊急」レベルに評価されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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