三井ホームは9月10日、千葉県・柏の葉キャンパスエリアに完成した実証実験住宅「次世代スマート 2×4 MIDEAS(ミディアス)」の、メディア向け見学会を開催した。MIDEASとは、M(三井ホーム)+IDEA(アイデア)+S(複数形)からなる造語で、三井ホーム次世代住宅のアイデアを集約した実験施設を意味しているという。
三井不動産グループは、環境やエネルギー問題に対応した安全な街づくり、また世界最先端の技術で課題を解決する街づくりを目指す「柏の葉スマートシティプロジェクト」を、柏の葉キャンパスエリアで推進している。三井ホームは、同プロジェクトに参画しており、11月からMIDEASで実証実験を開始する予定だ。
MIDEASは木の家の特長である、鉄骨やコンクリートにはないCO2を蓄積する能力と、2×4(ツーバイフォー)工法が持つ高断熱・高気密性をベースに、新たに開発した創・蓄エネ技術と環境技術を結集した、LCCM住宅(住宅の一生涯におけるCO2収支をマイナスにする住宅のこと)となっている。ここではMIDEASに設けられたさまざまな最新技術を写真で紹介する。