「Windows 7」が「Windows XP」に代わって世界で最も利用されているデスクトップOSとなった。Windows XPは、PCの世界で偉大な実績を築いたOSだったが、ついにその時代は幕を閉じた。
ウェブ調査会社Net Applicationsの統計によると、2012年8月におけるWindows 7の市場シェアは42.76%で、Windows XPのシェアは42.5%であったという。
Windows 7のシェアはこの1年間、毎月約1%のペースで増加していた。それとほぼ同じペースでWindows XPのシェアが減少する一方で、「Windows Vista」のシェアは、8月までの四半期でおよそ6%を維持したままだった。
Windows 7が最も利用されているOSになった時期については、ウェブ調査会社によって見解が異なる。StatCounterは、Windows 7がWindows XPを超えたのはほぼ1年前で、現在の市場シェアは50%を超えるとしている。
Net Applicationsによると、2012年に入ってプレリリース用のプレビュー版として提供された「Windows 8」の市場シェアは0.23%であるという。
「Windows」全体では、デスクトップ市場の92%を占めており、各種競合OSを圧倒している。
しかし、8月の統計にはAppleに関する良い知らせもあった。「Mac OS X」のユーザーベース合計がWindows Vistaを超えた。OS Xのバージョン10.4以降を合わせたデスクトップ市場におけるAppleの合計シェアは7.11%で、Windows Vistaのシェアは6.1%だった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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