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メタルギアが生誕25周年--小島監督、最新作は「長い間お待たせしない」

藤井涼 (編集部)2012年08月31日 10時30分
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 全世界で累計3240万本以上を売り上げるステルスアクションゲーム「METAL GEAR(メタルギア)」シリーズの、生誕25周年を記念したイベント「METAL GEAR 25th ANNIVERSARY PARTY」が、8月30日に都内で開催された。イベントには、抽選で招待された50名の参加者が来場。次々と発表されたメタルギアシリーズのビッグニュースに沸き上がった。

メタルギア ソリッドがハリウッド映画化

 イベントでは、まず「メタルギア ソリッド」のハリウッド映画化が発表された。映画をプロデュースするのは、「スパイダーマン」シリーズや「X-MEN」シリーズ、「アイアンマン」など数々のヒット作を手がけてきたAvi Arad(アヴィ・アラッド)氏とAri Arad(アリ・アラッド)氏。制作は、Avi Arad氏が率いる制作会社アラッド・プロダクションズとコロンビア映画が担当し、米ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが製作・配給する。

 メタルギアシリーズを手がけるコナミデジタルエンタテインメント 執行役員 エグゼクティブ・ヴァイスプレジデント 小島プロダクション監督の小島秀夫氏は、メタルギア ソリッドが発売された1998年以降、多くのスタジオと映画化について相談してきたことを明かし、「やはりユーザーの皆さんに喜んでもらうには、まだOKが出せないということで、なかなかうまくいきませんでした」と振り返る。その後、Avi Arad氏と出会い、同氏であれば、小島氏の思い描いた作品になると確信し、制作を依頼することになったという。

  • 「メタルギア ソリッド」がハリウッド映画化

  • 小島秀夫氏(左)とAvi Arad氏(右)

  • Avi Arad氏が率いる制作会社とコロンビア映画が制作を担当

 監督やキャストはまだ未定だが、希望を聞かれた小島氏は「あくまでも僕の個人的なことで言えば、クリストファー・ノーランとか、ベン・アフレックとか、マシュー・ヴォーンとかがいいなと。スネークは十数年前はヒュー・ジャックマンがいいと言っていましたが、いまは痩せたトム・ハーディみたいな」と語っていた。

初のソーシャルゲームがGREEから登場

 シリーズ初のソーシャルゲーム「METAL GEAR SOLID SOCIAL OPS(メタルギア ソリッド ソーシャル・オプス)」を、グリーと共同開発し、SNS「GREE」でスマートフォン(Android/iOS)向けに配信することも発表された。

  • 小島秀夫氏(左)とグリーの田中良和氏(右)

 同作は、歴代シリーズ作品のキャラクターやメカが総登場し、さまざまなミッションに挑むソーシャルゲームとなっている。小島氏によれば、オリジナルのCGイラストと高品質な3Dポリゴン映像を組み合わせた「半歩進んだSNSゲームになっている」(小島氏)という。基本のプレイ料金は無料で、アイテムで課金が発生する。リリースは、2012年内としているが「秋から冬にリリースしたい」(小島氏)という。

 イベントには、グリー代表取締役社長の田中良和氏も出席。「私は子どものころにポリスノーツというゲームをやってまして、これを作った人はすごいなと子どもながらに思っていたのですが、そのなかで一緒に仕事したいなと思っていたことが実現して、本当に個人的にも嬉しいし、記念的な作品になればいいなと思っている」と、メタルギア ソリッドとのコラボの喜びを語った。

最新作は「オープンワールド」--デモも披露

  • 「メタルギア ライジング リベンジェンス」のプレイアブルデモも披露された

 アクションの壮快感を追求し、新たなメタルギアの魅力が楽しめるPS3/Xbox360タイトル「メタルギア ライジング リベンジェンス」のプレイアブルデモも披露された。ステージでのプレイアルデモは国内初となる。同作は、スネークではなく雷電を主人公にした作品で、小島プロダクションが脚本・監修を手がけ、プラチナゲームズが開発パートナーを務めている。2013年2月21日に発売予定。

 またイベントの終盤には、現在開発中のゲームエンジン「FOX ENGINE」を使った、最新作「METAL GEAR SOLID GROUND Zeroes」のデモも初公開された。FOX ENGINEは、自由度が高くグラフィックの美しいゲームを開発できる独自のエンジンで、2008年6月に発売されたPS3タイトル「メタルギア ソリッド4」以降に開発を開始したという。

 最新作では、フィールドを自由に動き回れる“オープンワールド”を採用しており、「どこでも行けるし、どんな潜入ルートでもいける、リアルタイムに潜入していくゲームになる」(小島氏)という。また、「ゲームオーバーがないので、(ミッションの途中で)ヘリに乗って別の国に行ってもいい作りになっている」(小島氏)という。

 小島氏は最新作について、「技術的なこととか熱量的なことで、世界でみると僕ら(日本のゲーム業界)は負けている。(FOX ENGINEを使った最新作で)小島プロダクションとして、世界に向けて戦いを挑んでいくということの宣言をさせていただいた」とコメント。正式な発表時期についても「そんなに長い時間をお待たせしないとは思います」と語った。

  • 会場には25周年を祝う花やイラストが数多く寄せられていた

  • 歴代シリーズのポスター

  • メタルギアに関連したグッズも展示

  • コナミスタイル東京ミッドタウン店でも25周年記念グッズを販売

  • 東京ミッドタウンのいたるところにメタルギアの広告が

  • 都営大江戸線六本木駅のエスカレーターでは歴代のメタルギアシリーズを紹介

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