Googleは、同社のタブレット「Nexus 7」を本当に人々に一目見てほしいと考えている。
199ドルの同タブレットが米国時間8月28日から、Googleのホームページに表示されるようになった。Googleが独自の製品を積極的に宣伝するのは珍しいことである。それは、Amazonのフロントページがしばしば「Kindle」の広告で埋め尽くされている様子に似ている。
Googleによるこの積極的な宣伝活動は、Appleの「iPad」が未だ独占状態にある成長著しいタブレット市場で、さらに大きなシェアを獲得しようとする同社の意気込みの現れである。Googleのホームページを参照するユーザー数の多さを考えれば、このページは広告主らにとってウェブ上で最も魅力的なスペースの1つだろう。しかしGoogleはこれまで、同社のメインページに有料製品の広告を掲載することを拒んできた。
ホームページにはNexus 7の上部のみが表示され、「Google Play」ストアの8Gバイト版のページへのリンクが掲載されている。
Googleが製品を宣伝するのは珍しいことではあるが、初めてではない。Googleホームページに同社製品が初めて登場したのは2009年末で、MotorolaとVerizon Wirelessから提供された初代「DROID」だった。
その数カ月後には、「Nexus One」端末を消費者に直接アピールしようという同社の試みに伴って、同製品が表示された。しかし同端末は、商業的には失敗に終わった。
Nexus 7は、製造したのはASUSだが、Googleが初めて開発したタブレットであり、GoogleのモバイルOSの最新版である「Android 4.1」(開発コード名「Jelly Bean」)を搭載する初の端末でもある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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