ソニーは8月27日、バランスド・アーマチュア・ドライバユニットを採用したイヤホン「XBA」シリーズに新モデル「XBA-10/20/30/40」を発表した。XBA-10には1つ、XBA-40は4つのドライバユニットを内蔵する。発売は10月10日。
XBAは2011年、ソニー初のバランスドアーマチュア型イヤホンとして発売されたシリーズ。ドライバユニット数の異なるラインアップ展開などはそのままに、価格も据え置きでリニューアルされる。
進化点は、ケーブルに優れた振動伝送特性が得られるPCOCCコードを採用したこと。さらにケーブルの表面に細かい溝を設け、絡みの原因である摩擦を低減するセレーションコードを使用することで、ストレスなく高音質が得られるという。
イヤーピースは、現行機同様に2種類の硬度のシリコンを組み合わせたハイブリッドタイプと、内側に低反撥ウレタンフォームを備え、遮音性を追求したノイズアイソレーションタイプの2つを用意。ハイブリッドイヤーピースにMS、ML、LLサイズを追加した全10種類をそろえ、より耳にあったイヤーピースが選べるようになった。
ボディカラーは従来のシルバーに、ゴールドを加えた2色展開。フルレンジユニットを内蔵したXBA-10、フルレンジユニットとウーファを組み合わせたXBA-20、フルレンジユニット、ウーファ、トゥイータを内蔵したXBA-30、フルレンジユニットにダブルウーファとトゥイータを備えたXBA-40をそろえる。
いずれの機種にも、手元でリモコン操作ができるiPod/iPhone/iPad用モデル「XBA-10IP」「XBA-20IP」「XBA-30IP」「XBA-40IP」を用意している。
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