「iPhone」に対応、「Android」搭載機器にも対応済み。たいていのモバイルアプリなら、それで十分だ。だが、人気の高いニュースリーダーを提供するPulseは未開拓の分野に挑むことに決めた。とはいえ、それはWorld Wide Webと呼ばれる技術なので、それほど目新しくはないかもしれない。
Pulse.meで提供されるPulseのウェブアプリはHTML5、CSS3、JavaScriptによって構築されており、次世代のウェブ技術が、ネイティブアプリ体験をブラウザで容易に再現できる状態に急速に近づいていることを示している。Pulse.meは、従来のパソコンやモバイル端末上の大半の主要ブラウザからアクセスできる。タッチ機能を重視した「Windows 8」とそれに合わせたタッチスクリーン式ハードウェアが10月末にリリースされるため、Pulseのウェブサイトはタッチに対応するよう特別に設計されている。
最高経営責任者(CEO)Akshay Kothari氏は、サンフランシスコにあるPulseの新しいオフィスから米CNETのインタビューに応じ、Pulseに対して最も要望が多かった機能は従来のパソコンのサポートだったと述べた。「パソコンの方がはるかに複雑」であり、画面のサイズもブラウザエンジンもいろいろあって、「ウェブについては多様な要素が多く、開発者にとって難しい問題となる」という。
Pulseアカウントを作成すれば、Pulseのネイティブアプリをウェブアプリと同期できる。モバイルアプリからサブスクリプションやPulseのコンテンツパートナーを取り込み、後で読むために星印をつけた記事も同期する。Pulseのサイトは、画面全体を使用するモバイルアプリと同様に、ブラウザウィンドウの端から端まで表示するように設計されている。ブラウザのサイズを変更するとアプリのレイアウトが変更され、利用可能なすべての画素を常に使用する、とKothari氏は述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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