AllThingsDによると、Yahooは米国時間11月2日に予定されている記者会見で、タブレットおよびスマートフォン向けにデジタルニューススタンド「Livestand」をローンチする予定だという。
同サイトの報道によれば、Googleも近いうちに「Propeller」というコードネームの独自ニューススタンドアプリケーションを発表し、競争が激化しているこの分野に参入する予定だという。
デジタルニューススタンド市場には「Flipboard」や「Pulse」、CNNの「Zite」などの人気アプリケーションが含まれる。Yahooは2011年にLivestandをデモしたが、その頃、同アプリは「Yahoo Sports」や「Flickr」、有名人ゴシップサイトのOMGなど、Yahoo関連サイトのコンテンツのみを扱っていた。Yahooはそれ以来、パブリッシャーを同アプリケーションに呼び寄せようと努力している。
Googleの「Propeller」の存在もこれまでに表面化した。1カ月前、複数の報道によって、Googleが同アプリケーションの開発に取り組んでいることが明らかになった。Yahooと同様、Googleもタブレットデバイス向けに最適化された、優雅な外観のコンテンツの周りで広告売り上げを得る機会を見いだしている。AllThingsDの報道によれば、Googleは「多数のメディアパートナー」と提携しているという。
両社はFlipboardの後を追うことになる。Flipboardは400万件ダウンロードされ、コンテンツ提供に関して50社と提携している。さらに、ソーシャルネットワークのTwitterおよびFacebookと強固に統合されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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