エレコムは8月7日、NFCに対応したシリコンキーボード「TK-FNS040BK」を8月下旬に発売すると発表した。価格は1万8690円。
近距離無線通信の国際規格「NFC IP-1(ISO/IEC 18092)」に準拠したもので、ノルウェーのOne2Touchと共同で企画・開発したもの。
TK-FNS040BKは、NFCに対応したAndroidスマートフォンで、ケーブルを接続することなくキーボード入力ができるのが特長。Bluetoothのようにペアリング設定も不要で、キーボードの中央部にスマートフォンを置くだけで文字を入力できる。なお、おサイフケータイ(FeliCa)には対応しない。
キーボードは折りたためるコンパクトサイズで、重さは約144g。専用ケースも付属する。キータイプには、オリジナルの45キー配列で、キーパッドには手触りが良く、滑らかな打ち心地のシリコンキーを採用した。Google Playストアから無償でダウンロードできる「ELECOM日本語入力 powered by ATOK」を使用することで、変換精度、速度が大幅に向上し、スムーズで快適な文字入力が可能になるとしている。
なお、13.56MHz帯の電波周波数を利用しており、キーボードの表面から約10mmの距離で使用できる。バッテリは内蔵で、1日8時間をキーボード操作することを想定すると約1年6カ月間使用可能だが、内蔵バッテリの充電・交換はできず使用できなくなるという。
One2Touchは、2009年6月にノルウェーで設立された技術者が集うベンチャー企業で、同社のtouch&typeテクノロジは、世界各国に特許出願しているという。
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