エレコムは、民事再生手続中のハギワラシスコムと事業譲渡契約締結に向け協議していくことで合意したと発表した。
ハギワラシスコムは3月31日、名古屋地方裁判所に民事再生手続開始の申立てを行い、4月8日に再生手続開始決定を受けた。ハギワラシスコムは、「民事再生申立以降、複数の企業様よりスポンサーご支援の申し出をいただいた。ファイナンシャル・アドバイザーを通じてスポンサー候補者と支援に関する折衝を行ってきたが、エレコムとスポンサー契約を締結することになった」としている。
エレコム側は、「事業の全部または一部譲受けにつき、事業譲渡契約締結に向け協議していくことで合意した。ハギワラシスコムの保有するストレージ及びフラッシュメモリに関する技術力・開発力・販売網をグループにおいて活用することにより、譲受対象事業の更なる発展、既存事業の更なる拡大、両者が有する技術、開発ノウハウ、マーケティング力の結合によるシナジー効果を用いた新製品開発・新規事業展開ができる」としている。
譲受事業の内容は、現時点では未定で、確定次第発表するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは
イノベーションの「種」から社会実装へ--
社会課題の解決に挑む各社の挑戦
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力