アジャイルメディア・ネットワーク(AMN)は7月30日、同社が日本人スポーツ選手のソーシャルメディア利用状況を集計して影響力を算出した「スポーツ選手のインパクトランキング」を発表した。
ランキング総合1位はダルビッシュ有さん。上位にランクインした選手をみると、所属スポーツに偏りはなく、多岐にわたり、10位以内のすべての選手がTwitterとブログの両方を活用していたという。一方、個人アカウントとは別に、公式サイト的にFacebookページを開設している選手は、ごく一部であった。
JOC公式サイトを参考に、ロンドン五輪出場選手に限定したソーシャルメディアインパクトも調査。ロンドン五輪出場選手のランキング1位は丸山桂里奈さん(女子サッカー)となっている。
競技別では、自転車、シンクロナイズドスイミング、テニス、飛び込み、ビーチバレー、体操・トランポリンのソーシャルメディア利用率が100%となっている。特に男子競泳は、全員Twitterで公認アカウントを取得していた。
ロンドン五輪出場選手全293人を分析すると、全体の43%にあたる125人がTwitterやブログなどを活用して情報発信やファンとの交流を図っていることが分かった。
しかし、個人アカウントとは別の、公式サイト的なFacebookページはごく少数。海外で活躍する選手などを中心にプライベートでFacebookを利用している選手が多くみられたことから、個人アカウントまで含めると、Facebookを利用している選手自体は増加していると分析している。
今回のインパクトランキングは、各スポーツ選手のTwitterとブログのデータをAMN独自のツールである「ユーザーチャート」で分析、集計した。ユーザーチャートは、複数のソーシャルメディアでの影響力を横断的に測定できる。
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