キヤノンは7月26日、Wi-Fi通信でのワイヤレスプリント機能を搭載したコンパクトフォトプリンタ「SELPHY CP900」を9月上旬から発売すると発表した。
SELPHY CP900は、2010年9月に発売された「SELPHY CP800」の後継機種で、新たにWi-Fi通信機能を搭載。PCをはじめ、スマートフォンやタブレット端末などからのワイヤレスプリントが可能になっている。また、「PictBridge」対応のアクセスポイント内蔵デジタルカメラや、アドホック接続が可能なスマートフォンやタブレット端末からは、無線ルータを介さずに直接ワイヤレスプリントできる。
デザイン面では、新開発のプリントエンジンで従来比で約12%の薄型化と約14%の軽量化を実現。そのほか、自動写真補正機能の向上で高画質なプリントを実現しているのも特徴だ。
表示部にはチルト機構付きの2.7型カラー液晶を採用。プリント方式は昇華型熱転写方式で、解像度は300×300dpi、階調数は256階調/色だ。プリント速度はLサイズ1枚あたり約39秒、内蔵バッテリーでの印刷可能枚数はLサイズで約54枚となっている。
本体サイズは高さ60.5mm×幅178mm×奥行き127mmで、インクカセットやペーパーカセットを除く重量は約810g。カラーバリエーションはピンク、ホワイト、ブラックの3種類が用意されている。
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