Facebookは米国時間7月11日、新機能を搭載したiOS向けのソフトウェア開発キット(SDK)をリリースするとともに、開発者向けサイト「iOS Dev Center」をローンチした。同社はこれにより、Facebookを組み込んだiOSアプリを開発者がより容易に、かつ迅速に作成できるようになると考えている。
同社によると、iOS向けSDKに対する今回のアップデートはこれまでで最大のものとなっているが、過去のバージョンとの完全な互換性が確保されているという。
FacebookのJason Clark氏は同社の開発者ブログへの11日付けの投稿において「これらの新機能により、SDKはAppleのiOS環境の自然な延長として捉えられるようになるとともに、皆が必要とするタスクの開発や管理を行う必要がなくなることで、より効率的な開発サイクルを実現できるようになる」と述べている。
SDKの主な機能向上には、ユーザーセッション管理の改善や、APIサポートの強化、ユーザープロフィールの表示やチェックインの有効化、アプリ内での友達の選択といった一般的な動作を実現するプリビルトされたユーザーインターフェースなどが含まれている。またこのSDKを使用することで、iOSの起動と同時に自動的にFacebookにログインできるようにもなる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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