CAVがピースオブケイクに出資--今夏にもコンテンツ配信プラットフォームを公開

岩本有平 (編集部)2012年07月11日 10時48分

 サイバーエージェント・ベンチャーズは7月11日、ピースオブケイクに対して6月29日付で出資を行ったと発表した。

 ピースオブケイクは、ダイヤモンド社で編集者として「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」などの書籍を担当した編集者である加藤貞顕氏が2011年12月に設立したスタートアップだ。公認会計士の磯崎哲也氏が立ち上げたフェムト・スタートアップが創業期から支援を行っている。

 ピースオブケイクは、デジタルコンテンツ配信プラットフォーム「cakes(ケイクス)」の開発・運営を手がけており、2012年夏にも正式公開を予定している。

 cakesでは、さまざまなコンテンツを定額課金型で配信できるようになる予定で、読者は週150円の定額で、コンテンツを自由に読むことができる。コンテンツホルダーに対しては、コンテンツの配信に加えて、ソーシャルメディアを使ったマーケティングの機能や、契約や収益分配といったマネジメント機能、連載の書籍化といった機能を提供するとしている。

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