サンフランシスコ発--「Android」向けアプリや、映画、音楽、書籍を扱うGoogleのオンラインアプリマーケット「Google Play」が、「Google TV」に対応するようになる。Googleが米国時間6月28日、サンフランシスコで開催中のGoogle I/Oカンファレンスからのブログ投稿の中で発表した。
Googleによると2012年夏に、Google Playで購入またはレンタル可能な動画コンテンツをGoogle TVで利用できるようにするという。同社は27日、Google Playで現在提供しているコンテンツに「テレビも追加する」と発表していた。
今後は、テレビ番組を数回のエピソードまたは1シーズン単位で購入して、スマートフォンやタブレットなど様々なAndroid搭載端末で再生できるようになる。そしてGoogle TV搭載のデバイスがあれば、大画面のテレビでもGoogle Playのコンテンツにアクセスできるわけだ。
Googleによると、NBC Universal、Sony Pictures、Disney、Bravo、Paramount、Virgil Films、Sundanceなどと提携するという。
Google Playでは、Googleのクラウドベースのサービスに音楽を保存しておき、ストリーミングにAndroid搭載端末からアクセスすることもできる。今後は、Google TV搭載端末からもこうした音楽にアクセス可能になる。
Googleは今回の発表で、Google Playストアで提供されるアプリのアプリ内課金もまもなく可能になると述べた。また、「セカンドスクリーン」アプリに焦点を合わせた、開発者向けの新しいAPIを提供する予定だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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