KLabとクルーズ、著作権侵害の裁判で和解--内容は公表せず

 KLabは6月22日、同社がクルーズに対して起こしていた訴訟で和解が成立したと発表した。著作権侵害と不法行為で差し止めと損害賠償を求めていた。

 KLabは2011年12月6日に、クルーズの「チーム×抗争!ギャングキング(ギャングキング)」の配信が、KLabの「真・戦国バスター」に関する著作権を侵害し、不法行為にあたるとして、ギャングキングの配信の差し止めと5500万円の損害賠償を求めて東京地方裁判所に訴訟を提起していた。

 今回、クルーズがギャングキングの画面表示を変更したことを踏まえ、クルーズと協議。クルーズがKLabに対して和解金を支払うことで和解が成立した。和解内容は互いに公表しないことで合意しているという。

 和解金は、2012年8月期第4四半期(6~8月)に特別利益として計上する予定。今回の和解がKLabの業績に与える影響は軽微であるとしている。

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