「ノモフォビア(携帯電話依存症)」とは、携帯電話へのアクセスがなくなるのを恐れることを指す。
携帯電話向けのセキュリティ対策アプリを開発するLookoutが2000人の米国人を対象に実施した調査は、スマートフォン所有者の思考に深く切り込み、人々がいかに携帯電話のことばかり気にしているかを明らかにした。
トイレでスマートフォンを使う人が多いという調査結果は既に出ているが、LookoutのMobile Mindset(携帯電話に関する意識)調査では、食事中やベッドに横になっている時、また教会でお祈りをする最中ですら携帯電話を見るという行為について、複数の興味深い傾向が明らかになった。
回答者の60%近くは1時間に1回は携帯電話をチェックし、54%はベッドで横になっている間でさえチェックするという。教会に行く時はこれよりもかなり少ないものの、なお9%の人が礼拝中に携帯電話をチェックすると回答した。また、3分の1近くが食事中も携帯電話の画面を見ているとした。
筆者は自宅で携帯電話が見つからなくなった時に何度かSkypeで自分の携帯電話に電話を掛けたが、それでパニックに陥ったことはない。筆者は少数派の部類に入るのだろう。今回の調査では、73%の人が携帯電話を置き忘れた時に動揺し、7%は気分が悪くなる。わずか6%が携帯電話恐怖症の傾向が一切なく、携帯電話がないとむしろ安心するという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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