楽天は6月20日、美容室予約サービス「楽天サロン」の提供を発表した。6月25日よりサービスを開始する。
楽天サロンは20代から30代女性を対象とした美容室の検索・予約サービス。サービス開始時点では、全国約400店舗の美容室に対応する。業界初となる事前決済機能を実装しており、ユーザーは予約と同時にクレジットカードを使って事前に支払いを行うことができる。また、支払いに対して楽天スーパーポイントが付与されるほか、手持ちのポイントを使った支払いも可能。
ユーザーの利用は無料。美容室は初期費用5万円、月額利用料5万円。システム利用料は、顧客の店舗での支払いの場合でメニュー金額の8%、事前のクレジットカード支払いの場合で10%となる。契約期間は1年。システム利用料には、楽天スーパーポイントの付与などが含まれる。
楽天サロン事業部事業部長の安藤公二氏は、「楽天は元来マーケットプレイスでユーザーとプロダクト、店舗をマッチングすることを得意としてきた。『待ち』ではなく、店舗自らが集客をしかけられる双方向の場の提供を提供する」と意気込みを語る。今後はポイントや同社が抱える7600万人の会員を武器に集客力を高めて行くという。
同サービスは、2年前に楽天の女性社員が中心となって企画したもの。企画者の1人である楽天の沼倉英子氏は「ライフスタイルが変わっている中、美容室の予約はまだまだ電話が中心。日中に時間がある人でないと、なかなか予約できない」とその経緯を語った。
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