ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン(GfKジャパン)は6月15日、スマートフォン人気とともに販売量が増加しているヘッドセットの販売動向をまとめ発表した。数量前年比23%増、金額前年比25%増と好調に推移しているという。
この背景をGfKジャパンでは、車載用アクセサリやスカイプ、チャットなどの音声通信に加え、携帯電話、スマートフォンでの通話や音楽視聴など、使用用途が拡大したため、としている。また、店頭の展示スペースが、従来の音響機器売り場に加え通信機器売り場まで拡大したことも製品の認知向上に貢献したとのことだ。
タイプ別では、カナル型が2010年度の23%から2011年度は35%に構成比を伸長。あわせてBluetooth対応製品も売り上げを伸ばしているという。
なお販売チャネル別に見ると、店頭が8割を占め、インターネットは2割未満にとどまったものの、インターネットでは5000円以上の高価格帯製品の販売比率が高く、金額ベースでは3割を占めているとのこと。ノイズキャンセリング対応製品の構成比も前年度から2倍近く伸び、5%に達しているという。
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