記事によると、非常に人気のある画像共有サイト「Pinterest」は、同社の法務部門を率い、おそらく著作権問題に対処するために、元Googleの法務担当を雇用したという。
Business Insiderは、PinterestがMichael Yang氏を雇用したことを認めたと述べている。Business Insiderによると、同氏は米国時間6月8日、Googleの次席法務顧問を辞任したという。
Business InsiderによるとYang氏は、Googleの「Buzz」製品に対し、電子メールをよく送信する相手の名前が公開されるとしてユーザーが抗議したときに、被害対策を行ったという。また、同氏は「Chrome」のサービス利用規約の議論をまとめ、2012年にGoogleの新しいプライバシーポリシーを米政府に説明したという。
しかし、著作権問題に関する先行き不安が、Pinterestの驚異的な成長に多少の影を落としている。サイトのユーザーは興味をもった画像の「ピンボード」を作成する。これらの画像は、ユーザーがインターネットを巡回している間に立ち寄ったさまざまなウェブサイトから、法的な所有権を考慮せずに取り込まれることがある。
Pinterestは、ユーザーがコンテンツをPinterestにピンで止めるのを防ぐためにウェブサイトで使えるコードを作成しているが、いつの時点か著作権問題によって同社が窮地に立たされないようにするため、可能な限りの手段を講じているに違いない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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