Metroアプリに独占されていた「Windows Store」が、初のデスクトッププログラムを追加した。
現在「Office 2010」が、同オンラインストアで入手できるようになっており、Microsoftは「Windows 8」ユーザー向けのデスクトップアプリとMetroアプリの両方を提供するという公約を果たしたことになる。しかし両者には決定的な違いがある。
ユーザーは、無料、有料いずれのMetroアプリも直接Windows Storeからダウンロードできる。シンプルな「Install」ボタンをクリックすれば、バックグラウンドでアプリをダウンロードし、インストールする。アプリのインストールが完了したら、画面上に通知が表示される。
デスクトップ向けソフトの一覧はさらに、ユーザーがアプリを購入できる外部のウェブサイトへ誘導するものとしての機能も果たす。「Microsoft Office」を扱うWindows Storeページでは、Officeスイートの説明や詳細を表示している。しかし同ページでは、ダウンロードボタンの代わりに、「Go to developer's website(開発者サイトへ)」というリンクを表示している。このリンクをクリックするとInternet Explorerが開き、Office 2010の別のエディションを購入できるMicrosoftのウェブページにユーザーを誘導する。
Windows Storeを利用してOffice 2010を購入することでの金額的なインセンティブはない。Office 2010の複数のエディションが通常と同じ価格で、119ドルから499ドルとなっている。
「Windows 8 Release Preview」をダウンロードしている人は、Windows Storeで「Microsoft Office」を検索するか、「Productivity」カテゴリのリンクをクリックすると、Office 2010を見つけることができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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