任天堂は5月30日、ニンテンドーDSのセキュリティを回避してコピーゲームの起動を可能にする、俗に「マジコン」と呼ばれている装置の販売者が、刑事摘発されたと発表した。
マジコンなどの技術的制限手段回避装置の輸入や販売行為については、2011年12月1日に改正不正競争防止法が施行、刑事罰が導入されている。今回の刑事摘発は、同法の改正後、マジコンを販売する業者らに対する初の刑事摘発となる。
また、本件に関するコンピュータソフトウェア著作権協会によるリリースによると、埼玉県三郷市の男性を逮捕。3回にわたりインターネット販売サイトを通じて、3人にマジコンを計7200円で販売。男性はマジコンの販売を認めているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」