サービスに対して、賛同や批判、さまざまな声が集まった、クラウドファンディングによる学費支援プラットフォーム「studygift」。同サービスは5月28日、運営の一時停止を発表した。
studygiftは、家入一真氏が中心となって立ち上げたプロジェクト「liverty」から生まれたサービス。サービス公開と同時にスタートした第1号案件には、Google+で投稿をチェックしているユーザー数日本一となったことでも話題を集めた坂口綾優さんが登場。5月17日から50時間ほどで、賛同者から約100万円の学費支援金を集める一方、サイトプロモーションや案件に対する説明不足などからソーシャルメディアを中心に批判が巻き起こった。
これを受け、坂口さんから返金を希望する申し出があり、支援金を一旦返金する方向で、支援者と話し合いを進めるのが最善であるという結論に達したという。方法等については、支援者に追って連絡するとしている。
現在サイト上では、スタッフや坂口さんからのお詫びが掲載されている。今後については、弁護士などの専門家らに相談しながら協議し、決定次第サイトで告知するという。再開時期は未定だが、「私たちの学生を救いたいという気持ちは変わっておりません」としている。
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