ソフトバンクモバイルは5月22日、LTE-Advancedに向けた複数基地局間協調伝送方式(ECO-LTE)の実験試験局に関する本免許を取得したと発表した。LTE-AdvancedはLTEの後継として、3GPPが標準化を進めている通信規格だ。
本免許を取得したことで、同日から2015年3月末まで東京・お台場でフィールド実証実験を展開する。実証実験を通じて、通信品質や通信速度を評価する。
具体的には、一般的なIPネットワーク上で規定された基地局間インターフェース(X2インターフェース)を利用した「複数基地局間協調伝送方式」の実証実験。X2インターフェースを用いることで、分散設置した基地局やダークファイバが利用できない基地局などに対応でき、汎用的な方式として商用サービスに活用できるという。
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