カシオ計算機は5月22日、デジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」シリーズの最上位モデルとして「EX-ZR300」を発表した。6月8日より発売する。市場想定価格は4万円前後。
2011年11月に発売した「EX-ZR200」の後継モデルで、ボディサイズや重さは同じ。東芝の無線LAN搭載SDHCカード「FlashAir」に対応した製品で、撮影した写真をスマートフォンやPCで閲覧できる。
FlashAirカードを差し込むとディスプレイにロゴアイコンが表示され、メニューでFlashAirカードのオン/オフ制御ができる。連携したいとき以外はオフにすることで、ムダな電池の消耗を防ぐことも可能だ。ファームのアップデートで、今後機器同士でファイル転送できるP2P機能やサーバアップロード機能などにも対応していくとしている。
独自のハイスピード技術を駆使し、0.95秒の高速起動や0.12秒の高速オートフォーカス、最短0.26秒の撮影間隔の「快速シャッター」を特長とする。
広角24mm、光学12.5倍のズームレンズを搭載。高速連写合成により肉眼では見づらいような暗い場面もフラッシュなしで明るく写せる「HSナイトショット」(最大ISO12800相当の高感度画像)に対応。これは「EX-ZR20」に搭載された機能で、好評だという。
さらに、ミニチュア風やトイカメラ風などの作風で撮影できる7種類の「アートショット」、フルハイビジョンムービーもカメラが自動で録画シーンを解析し、最適な設定で録画する「プレミアムオートムービー」を搭載している。
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