Sequoia Capitalを技術系ベンチャーキャピタルの大手に押し上げた英ウェールズ生まれの米国人Michael Moritz氏が、健康問題を理由に日常業務から「引退」することになった。
同社の広報担当Andrew Kovacs氏が、米国時間5月21日に米CNETに対して語ったところによると、Moritz氏はSequoia Capitalの会長職に就任し、引き続き新しい企業への投資を行うという。この日、友人や同僚に送った電子メールの中でMoritz氏は「これまでで一番元気」な気がすると述べている。
57歳のMoritz氏は同じメールの中で、あるまれな病気の診断を受けたと明かしている。同氏いわくそれは「完治しない」病気で、今後5~10年の間に健康状態が悪化する可能性があるという。
「先のことを確実には予測できない。そのため、人生は私にとって違う意味を持つようになり、いくつか調整を行う必要が出てきた」とMoritz氏は記している。
Moritz氏はシリコンバレーで優れた実績を収めている。同氏はSequoia Capitalにおいて、Google、Yahoo、PayPal、LinkedInなど多数の企業への投資に関わってきた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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