米国時間5月21日、投資家らはFacebookにがっかりしたにちがいない。
Facebookの株価は新規株式公開(IPO)の取引後初の全日取引となった21日、取引の早い段階で急落し、取引開始直後には約13%安の33ドルにまで下落した。取引終了時には34.03ドルとやや回復したものの、11%下落という結果となった。
この期待はずれな値動きによって、Facebookの株価は当初の公募価格38ドルや18日の終値38.23ドルから大きく下落することになった。大規模ソーシャルネットワークである同社は18日、多大な注目を集めて上場を果たしていた。
Facebook株に対する需要が明らかにやや低いことから、投資家や業界関係者の間には、同社のIPO公募価格が高すぎたのではないかという懸念が生じ始めている。しかし、より長期的な見方をする人々の中には、Facebook株価や長期的な成功の見通しについて騒ぎ立てるのはまだ早すぎるという意見もある。
WedbushのアナリストであるMichael Pachter氏は、Facebookの株価が今後数カ月のうちに上昇すると考える多くの人々の中の1人である。同氏は、21日の投資家向けメモで、同社の株価が今後12カ月のうちに44ドルに上昇すると予測していると記した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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