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[ウェブサービスレビュー]米Amazon.com運営のオンラインストレージ「Amazon Cloud Drive」

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内容:米Amazon.comが運営する「Amazon Cloud Drive」は、5Gバイトが無料で利用できるオンラインストレージサービスだ。日本から利用できる機能には一部制限があるが、デスクトップ用ソフト「Amazon Cloud Drive Desktop Apps」を用いれば、タスクトレイにドラッグ&ドロップしてのアップロードといった機能も利用できる。
Amazon.co.jpアソシエイト

 「Amazon Cloud Drive」は、5Gバイトが無料で利用できるオンラインストレージサービスだ。運営するのは日本のAmazon.co.jpではなく米Amazon.comだが、アカウントを取得すれば日本からでもアクセスできる。この分野では有名なDropbox、およびGoogle Driveの直接のライバルとなるサービスだ。

 無料で利用できる容量は5Gバイトまでで、有料では最大1テラバイトまで拡張できる。ファイルのアップロードやダウンロードはブラウザから行えるほか、新たにリリースされたデスクトップ用ソフト「Amazon Cloud Drive Desktop Apps」を用いることで、タスクトレイにドラッグ&ドロップしてアップロードしたり、右クリックメニューからアップロードしたりすることも可能になる。

  • 「Amazon Cloud Drive」トップページ。以降の画面も含めてすべて英語となる

  • 米Amazon.comのアカウントでログインする。日本のAmazon.co.jpのアカウントは利用できないので注意

  • メイン画面。左にリストとフォルダ一覧、右にファイル一覧と、かなり洗練されたデザイン。左下には容量も表示されている。なお、ここに表示されているフォルダはすべて最初から用意されているもの

  • ブラウザからファイルをアップロードする際は、アップロード先のフォルダを選んだのちにファイルを選択する。ファイルひとつあたりの容量は2Gバイトまでで、同時に複数のファイルをアップロードできる

  • ファイルをリスト表示したところ。ダウンロードはもちろん、移動やコピー、名前の変更できる。新規フォルダの作成も可能

  • サムネイル表示も可能。ドキュメント類はファイルタイプに応じたアイコン、画像類は縮小画像で表示される

 その一方、DropboxやGoogle Driveのようにローカルのフォルダを自動的に同期する機能は備えておらず、すべて手動でのアップロードとなる。また個々のファイルやフォルダの共有機能は備えないので、他の人との間でファイルをやりとりする用途には向かない。このほか、複数ファイルをまとめてダウンロードできない点もネックの一つと言える。

 一般的なオンラインストレージに比べて機能がやや少なく見える理由は、もともとはドキュメントよりも音楽ファイルをクラウド上に保存して再生する機能に重きが置かれているからだ。

 本サービスは同社が運営している音楽サービス「Amazon MP3」と密接に結びついており、クラウド上のMP3ファイルを「Kindle Fire」などさまざまなデバイスで聴けるのが特徴なのだが、残念ながらこの機能は日本では利用できず、専用再生ソフトの「Amazon Cloud Player」やAndroidアプリについても日本からはダウンロードできない。このような事情に加え、インターフェースがすべて英語であることから、競合サービスに比べるとわざわざ日本から利用する必然性は、お世辞にも高いとは言えないのが現状だ。

 もっとも、有料プランについては容量あたりの単価がDropboxやGoogle Driveに比べて安価なほか、最大1Tバイトまでのプランが用意されていることもあり、大容量かつコストパフォーマンスを求める人にとっては選択肢の一つになりうる存在だ。音楽再生を中心とした豊富な機能、および安定性については海外でも定評があるだけに、将来的なローカライズや機能追加に期待したい。

  • Pictures内のフォルダはスライドショー表示も可能だが、タグの天地を正しく認識しない場合も。手動で回転させるメニューもないようだ

  • MP3ファイルをオンラインで再生しようとすると「お住まいの国ではAmazon Cloud Playerが利用できない」旨が表示される

  • デスクトップ用ソフト「Amazon Cloud Drive Desktop Apps」。ちなみにWindows XPには非対応となっている

  • 「Amazon Cloud Drive Desktop Apps」をインストールしておくと、タスクトレイ上でさまざまなステータスを表示できる

  • タスクトレイにファイルをドラッグ&ドロップすることで直接アップロードできる。なお「Amazon Cloud Drive Desktop Apps」からアップロードする際はすべてのファイルが「Uploads」というフォルダに収められるので、必要に応じて手動でフォルダを移動する必要がある

  • ファイルを右クリックしてのアップロードも可能

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