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米最高裁、Psystarの上告を棄却--「Mac」クローン訴訟

Josh Lowensohn (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 高森郁哉2012年05月16日 11時08分
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 Appleの「Mac OS X」を搭載するが同社製ではないコンピュータの販売を認めない控訴裁判所の判決について、Psystarが提出していた再審請求を、米最高裁判所は米国時間5月14日に棄却した。

 審理を行わないとの決定(PDFファイル)は、Psystarの「Mac」クローンがAppleの著作権を侵害しているとした2011年9月の米第9巡回控訴裁判所による裁定を支持するものだ。

 PsystarはMac OS Xを購入し、自社で組み立てたハードウェアに搭載して「OpenMac」という製品名で販売することにより利益をあげていたが、これを受けてAppleは2008年、著作権侵害を主張してPsystarを提訴した。Psystarは反訴し、Appleが同社製ソフトウェアでフェアユース(公正な利用)のガイドラインを順守しておらず、同社の著作権を乱用していると述べた。

 米連邦地方裁判所は2009年にAppleの主張を支持する判決を下し、Psystarが「Appleの独占的な複製権、頒布権、および派生製品を作成する権利を侵害した」と述べた。この判決が根拠となって、2009年12月にはPsystarに対し恒久的差し止め命令が出された。

 この決定に対するPsystarの控訴が2011年9月に棄却されたことを受けて、同社の弁護士は最高裁に上告することを明言した。テキサス州ヒューストンにある法律事務所Camara & SibleyのK.A.D. Camara氏は、Computerworldの取材に対し、「終わりにはほど遠い」と述べていた。同社はこの言葉通り、2011年12月27日に最高裁へ再審請求を行った。

 Camara氏は5月14日夜、米CNETへの電子メールで次のように述べた。「われわれとしては残念だ。最高裁がやがては、この重要な問題について審理を行うはずだと、私は確信している」

 Appleの広報担当者はコメントを拒否した。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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