JVCケンウッドは5月10日、迫力の高解像度サウンドを実現した密閉型インナーイヤーヘッドフォン3モデルを6月上旬から、スマートフォン用モデルを7月上旬から発売すると発表した。
今回発売されるのは、新構造の「ダイレクトトップマウント構造」と新開発の「カーボンナノチューブ振動板搭載マイクロHDユニット」により、迫力の高解像度サウンドを実現した密閉型インナーイヤーヘッドフォンの「HA-FXD80/FXD70/FXD60」と、スマートフォン用の「HA-FRD60」だ。
ダイレクトトップマウント構造とは、専用設計となるエンクロージャの先端にドライバユニットを直接固定したもの。これにより、低音から中高音まで迫力ある高解像度サウンド再生に加え、外部音の大幅低減と音漏れの低減を実現している。
また、小型ながら広帯域再生が可能な口径5.8mmマイクロHDユニットの振動板に、軽量かつ高剛性のカーボンナノチューブ素材を採用。緻密でキレのあるサウンドを再生するという。そのほか共通機能として、コードからのタッチノイズを低減する「制振フィットブッシング」も採用している。
個別の特徴として、HA-FXD80は高剛性なステンレス素材を切削加工したメタルエンクロージャに、比重の大きいブラスリング内蔵のデュアルシリンダ構造を採用したモデル。HA-FXD70はステンレス素材のメタルエンクロージャを採用した。スマートフォン用のHA-FRD60はコード部にコントローラーを搭載し、ハンズフリー通話や音楽などの再生操作が可能なモデルとなっている。
実売予想価格は、HA-FXD80が7000円前後、HA-FXD70が5000円前後、HA-FXD60が4000円前後、HA-FRD60が4500円前後となっている。
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