JVCケンウッドは、ケンウッドブランドで展開するデジタルオーディオプレーヤー「Media Keg(メディアケグ)」シリーズに「MG-G708」を追加した。音楽データ圧縮時に失われる高音域を補間する独自の音質補間技術「Supreme(サプリーム)」を搭載する。発売は10月下旬。店頭想定価格は1万4000円前後になる。
Supremeは、圧縮時に欠落した周波数成分を推定して自然な形に生成するケンウッド独自の帯域補間技術だ。MP3/WMA/AACなどの圧縮音楽データで原音に近い音質再生ができるとしている。
本機には、独自のキャビネット構造により低域再生能力を強化したインナーイヤータイプのヘッドホンを付属。密閉構造により音漏れしににく、周囲の騒音も低減する。低消費電力と高音質再生を両立する「Class-W方式デジタル・ヘッドホン・アンプ」とヘッドホン端子を最適にレイアウトすることで、クリアな音楽再生を実現したとしている。
8Gバイトの内蔵メモリに加え、microSD/SDHCカードスロットを備え、microSDカードの使用も可能。音楽ファイルの転送や管理をする専用ソフト「BeatJam」を同梱するほか、ドラッグ&ドロップ操作での楽曲転送にも対応する。
サイズは高さ98.5mm×幅46.5mm×奥行き13.5mmで、重量は約56g。2.0型の液晶モニタを搭載する。電源はリチウムイオンポリマー充電池を使用。1.5時間の充電で最大約19時間の連続再生が可能だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」