Rovio Entertainmentは現地時間5月7日、2011年の売上高が1億630万ドルだったことを明らかにした。また、約64%という利益率のおかげで、6760万ドルの純利益を上げることに成功したという。
Rovioが2011年に得た財務上の成功は、その大部分が人気ゲームシリーズ「Angry Birds」によるものだが、同社はぬいぐるみや学用品など、他にも多くの消費者向け製品を販売している。また、広告収入も同社の経営を補っている。
それでも、依然として目を引くのはAngry Birdsの人気の高さだ。2011年末の時点で、ゲームのダウンロード数は6億4800万件を記録し、月間アクティブユーザー数は合計2億人に達している。従業員数も2011年初めの28人から224人に増えた。
今後に目を向けると、2012年もRovioにとって好調な年になりそうだ。同社のゲームは「iOS」「Android」「Mac OS X」など、さまざまなプラットフォーム向けに提供されており、先ごろリリースとなった「Angry Birds Space」も非常な人気を博している。同ゲームは3月のリリースからわずか35日間でダウンロード数5000万件を達成しており、Rovioによると、これまでリリースされた中で「最も急成長しているモバイルゲーム」だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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