パイオニアは5月7日、カロッツェリアブランドから接続したスマートフォンのアプリケーションをタッチコントロールできる「アプリユニット」2機種を発表した。5月下旬から発売する。
アプリユニットは、7V型のタッチパネルを搭載し、スマートフォンのアプリケーションを車載機からのタッチコントロールで操作可能にした「Linkwithモード」を採用。これにより、スマートフォンに保存してある音楽や映像をアプリユニットで再生できるほか、2点マルチタッチに対応し、スマートフォン感覚で本体を操作できる。
ドコモスマートフォン用アプリ「ドコモ ドライブネットpowered byカロッツェリア」(ダウンロードは無料、月額315円のドライブネット契約が必要)、iPhone用アプリ「カロッツェリアLinkwithカーナビゲーションfor iPhone」(価格は未定、7月上旬提供予定)という対応のカーナビアプリを使用すれば、カロッツェリア製カーナビ同等のカーナビ機能を実現するとのこと。本体には「車載用GPSアンテナユニット」と「クリスタル3Dハイブリッドセンサー」を備え、自車位置を高い精度で表示できるとしている。
スマートフォン内のアプリは、Linkwithモードに対応していれば本体からの操作が可能。スマートフォンを通して「Linkwith」ランチャーアプリケーションをインストールすると対応アプリを探せる「アプリリスト」など複数のアプリの使用が可能になるとしている。アプリリストには、カーナビアプリのほか、インターネットラジオやグルメ、気象情報などのアプリが表示される。
ベースモデルの「SPH-DA05」(店頭想定価格:4万円前後)と、地上デジタルチューナやDVD、CDスロットを備えた「SPH-DA09」(同:6万円前後)の2機種を用意する。
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