「サイバーナビ」にスタンダードモデルが追加--ロードクリエイター機能も装備

 パイオニアは8月18日、カロッツェリアブランドのカーナビゲーションシステム「サイバーナビ」にスタンダードモデル「AVIC-ZH07」を追加した。リアルタイムで道路データを生成してルート案内に利用する「ロードクリエイター」機能などを備える。発売は9月上旬。店頭想定価格は16万円前後になる。

  • 「AVIC-ZH07」

 AVIC-ZH07は、80GバイトHDD、7V型モニタ、地デジチューナ、DVDプレーヤーなどを一体化したHDDナビゲーション。実際に走行すればその走行軌跡をもとに地図上に道路を自動生成するロードクリエイター機能を搭載し、独自の自車位置測位技術と合わせ、地図上に道がない場所に道路情報を作成することができる。

 別売のデータ通信専用通信モジュール「ND-DC1」(価格:2万6250円)を購入すれば、NTTドコモのFOMAサービスを利用して別途通信契約をする必要なく、通信サービスを3年間使用することが可能。ND-DC1または、BluetoothのDUNプロファイル対応の携帯電話と接続すると、ナビゲーション本体に収納された情報だけでなく、通信機能を使って外部情報の検索ができるとしている。

 専用パソコンソフト「ナビスタジオ(サイバーナビ用)」を使えば、SDカードを介して地図データを2014年4月まで追加料金なしで更新できるとのこと。約70万kmの全道路対象「スマートループ渋滞情報」により、質の高いルートを検索可能だ。

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