ドワンゴは5月7日、「niconico」事業のマルチデバイス展開を目的とした新会社「キテラス」を、2月24日に設立したと発表した。資本金は6000万円。代表取締役社長には、ドワンゴ ニコニコ事業本部 コンシューマーエレクトロニクス事業部長の鈴木慎之介氏が就任した。
ドワンゴはこれまでにも、携帯型ゲーム機「PlayStation Vita」向けの専用アプリや、ソニーの液晶テレビ「ブラビア」向けの実況アプリを提供するなど、コンシューマー向け電子機器を対象に、niconicoの各種サービス対応を行ってきた。また、4月28~29日に幕張メッセで開催された大規模フェス「ニコニコ超会議」では、ソニーのブラビアやパナソニックの液晶テレビ「ビエラ」向けの新アプリを参考出展している。
新会社では、従来のniconicoのサービス開発部門とは独立した、独自の企画・開発環境を作ることで、分野別の開発案件におけるエンジニアのパフォーマンスを最大限に高め、「今後のマルチデバイス時代に向けて多様化するコンシューマーエレクトロニクス分野へのよりスピーディーな展開を図る」としている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス