ニコニコ動画のなかで、特に人気の高い動画やジャンルは「御三家」と呼ばれている。御三家にはさまざまなものがあるが、ジャンルとして人気が高いのは「東方Project」、「ボーカロイド」(VOCALOID)、「アイドルマスター」の3つ。先日開催されたニコニコ超会議でも、この3つに関するブースなどが出展され賑わっていた。本稿では東方Projectとボーカロイドについて紹介する。
東方Projectは、ZUN氏が運営する個人サークル“上海アリス幻樂団”が手がける同人作品の総称で、主に弾幕シューティングなどのゲームをリリースしている。創作ジャンルとして大きく盛り上がっているジャンルであり、音楽やイラストなどのニ次創作の動画も多数投稿されている。
「ニコニコ超会議」において特に注目を集めたのは、ZUN氏プロデュースによるビールの販売。特に「超みかんエール」というオリジナルビールは1日400杯かつ会場限定販売ということで、両日とも午前中には売り切れるほど人気が高かった。
ほかにも東方Projectの作品を題材としたオリジナルのマンガや小説、グッズ等の即売会や、黄昏フロンティア制作の弾幕アクションゲーム「東方非想天則」大会、ライブステージなども行われた。
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