Zynga、第1四半期決算を発表--アナリストの予測を上回る

Charles Cooper (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年04月27日 08時54分

 Zyngaがアナリストの予測を上回る第1四半期決算を発表した。これを受け、同社の株価は時間外取引で上昇した。

 同社の最高経営責任者(CEO)Mark Pincus氏は声明で「第1四半期に、オーディエンスへのリーチが前年同期比25%増、前四半期比約20%増という進歩を遂げた。われわれのチームは、『Hidden Chronicles』『Slingo』『Scramble with Friends』といったヒット作を含む、5本の新作ゲームをモバイルおよびウェブに向けてリリースするという素晴らしい活躍をしてくれた」と述べた。

 Zyngaの売上高は前年同期比32%増の3億2100万ドル、利益はアナリストの予測よりも1セント高い1株あたり6セントだった。同社株価は時間外取引において2%上昇した。また同社は、2012会計年度のブッキングとEBITDAの予測を上方修正した。

 同社は、モバイルとウェブ分野の見通しをともに引き上げた。増加は主にモバイルによるものであるという。モバイルコンピューティングの爆発的な成長からいかにしてより多くの収益を上げるかという問題にまだ取り組んでいる最中の企業がどれだけ多く存在するかを考えると、興味深いデータであるといえる。

 同四半期に、Zyngaの月間ユニーク有料ユーザー数は、2011年第4四半期の290万人から21%増加して350万人になった。その他の主な統計データは以下のとおり。

  • 1日あたりのアクティブユーザー数は、6200万人から6500万人に増加した。
  • 月間アクティブユーザー数は、2億3600万人から24%増加して2億9200万人になった。
  • 月間ユニークユーザー数は、1億4600万人から25%増加して1億8200万人になった。
  • 平均的なユーザー1人あたりの1日の平均ブッキングは、0.051ドルから8%増加して0.055ドルになった。

 前年同期と比較した売上高は以下のとおり。

  • 売上高:32%増の3億2100万ドル。
  • オンラインゲーム売上高:27%増の2億9280万ドル。
  • 広告売上高:117%増の2820万ドル。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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