写真のインターネットへのアップロードは、写真共有の中で考え得る最も退屈な作業だが、Flickrはそのタスク用の新ツールが同サイトを劇的に向上させると考えている。
米国時間4月25日に発表されたこの新アップロードツールは、何年にもわたってほとんど変化がなかったインターフェースに取って代わるものだ。従来のインターフェースでは、ユーザーは複数の写真を選択して、転送プログレスバーが画面上でゆっくり進行していくのを眺め、その後でタイトルやタグ、キャプションを追加する。
この新ツールは、現時点で「Google Chrome」「Firefox」「Safari」で動作し、将来的に「Internet Explorer(IE)」もサポートする予定で、HTML5のドラッグアンドドロップなどの新しい標準を使用しているため、ユーザーは画像ファイルやフォルダをウェブページにコピーできる。アップロードはすぐに始まり、米国では20~30%、それ以外の場所でも一段階上の高速化が実現されている、とFlickrのシニアプロダクトマネージャーであるDenise Leung氏は述べた。
その一方で、タイトルなどのテキスト追加や写真内の人々へのタグ付与、プライバシーの設定、セットへの追加、さらに写真ストリームで望みどおりの順番で表示されるように写真の順番を変更することも可能だ。それには、複数の写真を選択して、同じキャプションやタイトル、タグを適用する機能も含まれる。写真を特定のグループに追加する機能は、数週間以内に追加される予定だ。
写真の処理が完了した後、「Publish」をクリックすると、選択した写真が公開される。
26日には別の新機能が登場する。より大容量のファイルのサポートだ。Flickrの無料サービスのユーザーに関しては、画像サイズの上限が15Mバイトから30Mバイトに増える。「Flickr Pro」アカウントの場合は、20Mバイトから50Mバイトに増える。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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