Facebookによる新規株式公開(IPO)の実施日をめぐって、推測合戦が続いている。
Facebookはこれまで、2012年5月中旬に株式取引を開始する予定だと報じられてきたが、CNBCはIPOが6月になる可能性があると報じている。理由は、最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏があまりに多忙なためだという。
FacebookのIPO引受幹事銀行は、投資信託会社など大手資産運用会社に取引を売り込んできたが、公式の説明会はまだ始まっていない。CNBCによると、Facebookの経営陣は以前、2012年5月上旬に説明会を開始して米国時間5月14日から始まる週に取引を開始することを目指していたという。
だがZuckerberg氏は、10億ドル相当の現金および株式でInstagramを買収したり、Microsoftから5億5000万ドルで約650件の特許を買い取ったりと、他の件で多忙だった。
従って現在、Facebookは説明会を5月中旬まで延期する計画のようで、そうなればIPOが6月になる可能性は高まる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」