Adobe Systemsが「Creative Suite 6」(CS6)の全貌を明らかにした。同社はこれまでCS6について限られた情報しか公開してこなかった。
これまで何度かのプレビュー版公開や事前発表を経て、同社がCS6ラインの全貌を明らかにした。ウェブや紙媒体でのパブリッシングやデザイン、動画、写真撮影に関わる多くの人にとって重要な同製品は、米国時間4月23日のAdobeの発表によると、30日以内に出荷されるという。
CS製品は決して安くない。そこでAdobeは人々の興味を繰り返し惹こうと、定期的に新しい要素を追加している。今回は携帯端末でのパブリッシングやより発展的なウェブデザインにCS6を適応させたほか、月額50ドルで製品を手に入れられる、新しいサブスクリプションプラン「Creative Cloud」を用意した。CS3、CS4、CS5.xの利用者には、月額30ドルの特別価格で提供される。
サブスクリプションサービスでは「CS6 Master Collection」以外のサービスも提供される。利用できるのは、20GバイトのDropbox風オンラインファイル同期サービス、写真加工や管理の「Lightroom」、HTML5に即したウェブページ設計のための「Edge」や「Muse」、タブレット用の「Touch Apps」、ウェブサイトホスティング、タブレットパブリッシングサービスなど。
従来のライセンスモデルも継続して提供される。最上位のCS6 Master Collectionは新規購入が2599ドルでアップグレードが549ドル、よりベーシックな「Design Standard」は新規購入が1299ドルでアップグレードが299ドル、「Production Premium」は新規購入1899ドルでアップグレードが399ドル、このたび新しく設定された「Design and Web Premium」は新規購入1899ドルでアップグレードが375ドルとなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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