Verizon Communicationsは2012年第1四半期決算で16億9000万ドル(1株あたり59セント)の利益を計上した。前年同期の利益は14億4000万ドル(1株あたり51セント)だった。
2012年第1四半期の売上高は4.6%増の282億4000万ドルだった。
Thomson Reutersによると、アナリスト予想の平均は、利益が1株あたり58セント、売上高が281億7000万ドルだったという。
業界全体として(特に請負契約で)顧客の増加が鈍化しているが、Verizonはなおも立ち直りが早かった。同社にはネットワークの質に関する確固たる評判という強みがあり、高速の4G LTEネットワークにより顧客を引き寄せ、つなぎとめることができた。
Verizon Communicationsのワイヤレス部門でVodafone Groupとの合弁企業であるVerizon Wirelessは、今もVerizon Communications全体の成長の牽引役になっている。ワイヤレス事業の売り上げは、「iPhone」のおかげもあって前年同期比7.7%増の154億ドルだった。iPhoneは、収益性を犠牲にしながらも売り上げと加入者の増加を効果的に促進している。Verizonが第1四半期に販売したiPhoneの台数は320万台で、4G LTE対応スマートフォンの販売台数である210万台を上回った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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