環境保護団体のGreenpeaceが米国時間4月17日、巨大データセンターを利用しながらウェブページやサービスを稼働している企業のランキングを発表した。Google、Apple、Amazonなどがランキングの対象になった。同団体は現在、「クリーンエネルギー」という指標を設け、対象企業がどれだけの再生可能エネルギーを電力源にしているかを評価している。
Greenpeaceはデータセンターの効率性改善やクリーンエネルギー方針の提唱、エネルギー利用実態の公開を求め、ここ何年もクラウド企業に圧力をかけてきた。
2012年はYahooが、財務的な苦境に立たされているにもかかわらず、クリーンエネルギー指標において最も高い評価を得た。その理由として、データセンターの効果的な設計やニューヨーク州北部で利用している水力発電が挙げられている。またDellやFacebook、Googleも効率性やエネルギーに関する複合評価で高く評価されている。
その一方でAppleやAmazon、Microsoft、Twitterは情報不足や石炭を用いる発電が主流の地域を選んでいることで低く評価されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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