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IT業界ではこんな人材が引く手あまた--売り手市場の10職種 - (page 3)

Justin James (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子2012年04月17日 07時30分
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#7:テクニカルライター

 ここで言うテクニカルライターとは、ブロガーといった人々のことではなく、製品のマニュアルやヘルプファイルの制作といった仕事を行う人々のことである。この手の仕事は、たとえ企業がテクニカルライターのための予算を確保しようとしている場合であっても、開発者によって行われることがしばしばある。というのも、エンドユーザーが理解できる言葉で、理路整然とした文章を記述でき、ものごとの技術的な側面も把握している人材を見つけることが難しいためである。大学で国語を専攻した「技術に詳しい」人物を採用すれば済むと考えている人もいるかもしれないが、そういったものでは決してない。テクニカルライターを見つけるのは難しく、優秀な人材を発掘するのはさらに困難となっているのである。

#8:プロダクトエバンジェリスト

 プロダクトエバンジェリストは、業務の技術的な側面に関する「企業の顔」となる。彼らは世界中で開催されるテクニカルカンファレンスでプレゼンテーションを行ったり、フォーラムに顔を出して質問に答えたり、頻繁にブログを更新したり、ソーシャルメディア上で人々に手を差し伸べながら、業界の最先端技術にも追随していく必要がある。またIT関連の職種のうち、プロダクトエバンジェリストほど出張の多いものはそうないだろう。この職種に適している人物は技術的な知識や、仕事上のソフトスキルを有しているだけではなく、仕事や会社、自社の製品に対して純粋な情熱を抱いている必要がある。このことは、ある企業において優秀なエバンジェリストがいたとしても、その人材が他社で同様の働きを見せられるかどうかは疑問であるということを意味している。

#9:IT関連のライター

 技術的な内容のブログ投稿や記事を執筆するというのは簡単な仕事だと思われがちであり、ほとんどのライターも執筆活動を副業として行っている(ライター業だけで生計を立てている人は、数えるほどしかいない)。副収入を得たいと考えている技術者は山ほどいる。その一方で、ライターになろうと考えているだけでなく、長期にわたって執筆活動を続け、「チームの本当の一員」になれるという人材を見つけるのはなかなか大変である。

 IT関連のライターは入れ替わりが激しい。というのも、採用時には記事のアイデアに満ちあふれているものの、1カ月も経つと、書きたかったことをすべて記事にしてしまい、アイデアが枯渇してしまうためである。そこかしこで同じライターの記事を目にするのは、こういった理由があるためだ。優れた記事を長い間ずっと執筆し続けることができるライターの数は驚くほど少ない。「マガジン形式」のライターですら、このような状況なのである!TechRepublicのような大手のサイトでも、適切な人材を見つけ出すことがあまりにも難しいため、頻繁にライターの募集を行っているという状況だ。書籍の著者ともなると、テクニカルライターに要求される各種の能力と、知識を数百ページにも及ぶ書物としてまとめ上げる能力が必要となる。しかもその作業の対価はせいぜい数千ドルにしかならないため、人材を見つけることがさらに難しくなっているというわけだ。

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