ソーシャルメディアのブロックは、PR上の問題を引き起こす可能性がある。ソーシャルメディアをブロックすることの影響は、すぐに一般社会にじわじわと伝わっていく。そうは思えないかもしれないが、この問題は急激に大きくなり、PR上の悪夢になる可能性がある。特に、労働力に加わる(ソーシャルネットワーキングに頼っている)若い従業員が多くなるほど問題は大きくなる。
読者は自分の会社にはネットワークを作らせたいはずだ。また、従業員にも人的ネットワークを形成させたいに違いない。従業員には、他の会社が何をしているかを知り、市場の鼓動に触れていて欲しいであろう。これを実現するのに、ソーシャルネットワーキング以上のものはない。確かに、電子メールでもつながりは作れるが、その規模は限られている。
多くのマネージャーや役員にとっては、これらの理由よりも業績の方が大切であろう。しかし、時代は変わりつつあり、慌てて隙間に橋渡しをしたり、穴を埋めたりするよりも、その流れに遅れずについていったほうがいい。わたしは、会社でソーシャルネットワーキングの利用を許すことを強く勧める。たとえ、実験的なものに過ぎなくてもだ。それが業績と士気にどう影響するかを調べ、それから続けるだけの価値があるかを判断すればいい。
ところで、われわれは2009年に、TechRepublicのメンバーに対して、メンバーの組織がソーシャルネットワーキングサイトをブロックしているかを尋ねるアンケートを行った。4分の3近くが「イエス」と答えた。
2009年のアンケート結果
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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