MMD研究所は3月29日、Wi-Fiルータ端末を対象にした「モバイルインターネットサービス実態調査」の結果を発表した。調査対象端末は、NTTドコモ「Xi」、ソフトバンク「ULTRA Wi-Fi 4G」、UQ WiMAX「WiMAX」、イー・モバイル「EMOBILE LTE」の4つ。
実効速度ではULTRA Wi-Fi 4GとWiMAXが最速を争ったが、調査エリアの約80%で実効速度が安定したWiMAXに対し、ULTRA Wi-Fi 4Gは、都市部の建物が林立した場所や半地下のような場所で3G通信または通信圏外となり、実効速度が不安定となる場面があったという。
Xiの通信は安定していたものの、実効速度でやや物足りなさがあり、EMOBILE LTEについても、スペック値に対する実効速度の物足りなさが目立ったとしている。
定額料金プランは、Xiが6510円、ULTRA Wi-Fi 4Gが6510円、EMOBILE LTEが3880円、WiMAXが3880円であった。WiMAX以外のプランでは、一定の通信量を超えると、速度制限を含む利用制限が発生する。
調査は3月16~23日の9~23時に調査地域で「価格.com ブロードバンドスピードテスト」で同条件下で各3回計測して最高速を記録した。
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