マクロミルは3月15日、Facebookユーザーを対象にした「2012年Facebookに関する調査」の結果を発表した。Facebookで何をして楽しむのかを複数回答で尋ねると「友達の近況をチェックする」が65.2%で最も多く、次いで「昔の友達を探す」が54.8%、「自分の近況を報告する」が41.4%だった。約3割が「写真を投稿する」「友達とFacebook上で会話」と回答した。
利用頻度は「1日2回以上」が25.4%、「1日1回」が27.4%で、1日に1回以上アクセスする人は合わせて52.8%だった。1日あたりの利用時間は「10分以上20分未満」が32.2%で最も多く、全体の平均は19分となった。
どんな出来事があったときに投稿/シェアしたくなるかでは、「楽しい」出来事が43.8%で最も多く、次いで「共感した」36.6%、「面白い」36.2%、「感動した」35.8%となった。友達の投稿に「いいね!」を押すのはどんな内容かという質問に対しては「共感した」が65.8%で最多、次いで「楽しい」50.6%、「面白い」47.2%、「感動した」45.4%だった。
自分が投稿する内容、友達の投稿内容で興味をひくものについては、いずれも1位が「食べ物(料理・飲食店など)」、2位が「旅行」、3位が「日常生活の何気ないこと」となった。友達の投稿については、4位「子供」、5位「友達」と、友達のバックグラウンドがわかる内容も人気が高かった。
Facebookで「友達申請」がきて困った経験があるかどうかでは、42.2%が「ある」と回答。具体的には「面識のない人」「元カレ・元カノ」「家族」「嫌いな上司・昔の上司」「先輩」「嫌いな知人」などが挙がった。
Facebookをきっかけとして商品やサービスに関心を持ったことがある人は47.0%。興味を持ったのは「友達の投稿もしくは、シェアを見て」が31.4%で最も多く、次いで「Facebookの広告を見て」が19.8%、「企業・団体のFacebook上の投稿を見て」が11.8%だった。興味を持った内容を見ると、男性は「家電製品・パソコン」、女性は「レストラン・グルメ」がトップとなっている。
Facebookをきっかけとして興味をもった商品やサービスに対し、何らかの行動を起こした人は76.6%だった。どんな行動かを見ると「インターネットなどで調べた」が60.9%で最も多く、「友達にシェアした」が25.5%だった。
調査は2月16~17日に現在Facebookを利用しているマクロミルモニタ会員を対象にネットリサーチで実施された。有効回答は500人。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」