イー・アクセスは3月15日、下り最大75Mbps/上り最大25MbpsのLTEービス「EMOBILE LTE」の提供を開始した。これを記念して、ビックカメラ有楽町店ではセレモニーが開催され、ゲストとしてイー・モバイルのCMキャラクターを務めるAKB48の板野友美さんが登場した。
EMOBILE LTEは、世界的に主流となっている通信規格「FDD-LTE」を採用した高速通信サービス。6月末時点で東名阪主要都市の人口99%をカバーし、その後も順次エリアを拡大する予定。EMOBILE LTEエリア外でも下り最大42Mbpsの「EMOBILE G4」を利用できる。月額料金は「LTEフラット にねん」を適用した場合3880円となる。
サービス開始に併せて、EMOBILE LTEとEMOBILE G4の両エリアに対応したWi-Fiルータ「Pocket WiFi LTE(GL01P)」を発売。連続通信は約9時間まで可能で、最大10台まで同時に接続できる。今後は、手のひらサイズのコンパクトなWi-Fiルータ「Pocket WiFi LTE(GL02P)」を3月27日に発売するほか、USBスティックタイプのデータ端末「GL03D」を2012年春に発売する予定だ。
記念セレモニーで登壇した、イー・アクセス代表取締役会長の千本倖生氏は、下り最大75Mbpsの高速通信、東名阪主要都市を約99%カバーする通信エリア、月額3880円の定額料金を例に挙げ、「速い、広い、安いという意味で、EMOBILE LTEは私どもの『第2の創業』にふさわしいサービス」と胸を張る。
イー・アクセスでは同日よりLTEサービスをMVNO向けにも提供。ソフマップ、ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)、トレミール、ノジマ、ピーシーデポコーポレーション、プラザクリエイト、ヤマダ電機、UCOM、USEN、ラネット(ビックカメラグループ)の10社がMVNOサービスを順次開始する。
セレモニーが行われたビックカメラでも指定オプションが最大2カ月無料になり、全国のWi-Fiスポットが無料で利用できる「ビックカメラオリジナルプラン」を開始している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」